
三人家族といっても、お子さんの年齢や学年によって必要な生活費は変わってきます。
それぞれのライフステージごとにどんなものにお金がかかるかを考えてみたいと思います。
多い順に、◎→○→△→―となります
子が未満児 | 子が幼稚園・保育園 | 子が小学生~高校 | 子が大学生 | |
食費 | △ | △ | ◎ | ○ |
衣類 | ○ | ◎ | ◎ | △ |
園費・学校等 | △ | ◎ | △ | ◎ |
習い事・塾 | △ | ○ | ◎ | △ |
医療費 | ― | ― | ◎ | ○ |
娯楽費 | △ | ○ | ◎ | ○ |
お小遣いなど | ― | ― | ◎ | ◎ |
日用品 | ○ | ○ | ○ | ○ |
交通費 | ― | △ | ◎ | ◎ |
受験費用 | ― | △ | ○ | ◎ |
行事費用 | ○ | ○ | ○ | △ |
お子さんが未満児の時は食費や学費などがそれほどかかりませんが、おむつなどの日用品、どんどんサイズアウトする衣類の買い替えなどに費用がかかります。
また、お宮参りやイベントごともしっかりと行われることが多いので、その費用も必要になります。
お子さんが幼稚園や保育園に行くようになると、まず園費がかかります。
パートをしている方の中には自分の収入のほとんどが保育料に消える、といった方も多く、地域差はあるもののある程度の費用が毎月必要になります。
通園するようになれば、園で必要なものも増え、またお着替えの予備もある程度用意することになるためその費用も考えておきましょう。
お子さんが小学校~高校の間、授業料は無償化などもあり、学費としては少し費用が抑えられるかもしれません。
ただし、これは公立に限ることがほとんどなので、私立の小学校~高校へ通った場合は、それまで以上の費用がかかることになります。
この時期に増えてくるのが医療費、習い事、お小遣いです。
医療費はこのあたりから市町村の補助がなくなることが多く、また児童手当も中学生までなので、急に負担が大きくなったように感じるかもしれません。
そしてお子さんが大学に入ると増えるのが授業料や、遠方の場合は生活費・家賃・交通費です。
どれもかなりの金額が予想されます。
それに備えて学資保険などに入っておられる方も多くおられ、子育ての中で最もまとまった金額が必要になる時期ともいえます。
このころになれば、アルバイトをしたりして自分の娯楽費や衣服は自分で賄うお子さんも増えてくるため、その費用は減る可能性があります。
その他、子育て以外に大きなお金がかかることが考えられるもの
- マイホーム取得
- マイカー購入(買い替え含む)
- 近い親族の冠婚葬祭
- 自分たち(夫婦)の入院や通院
これらの費用はある程度予定が組めるものばかりですが、それに向けて十分な資金を準備するのは大変です。
十分に準備できなくとも、少しずつ準備をしておかないと、それぞれのライフステージで何かあるごとに生活費を削りながら生活することになってしまいます。
いますぐできる対処方法として、次の給料日まで一時的にカードローンで建て替えるのもアリですね。
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※無理な借入を推奨するわけではありません。ご利用する場合は計画的にお願いします。
三人家族の生活費が一時的に足りなくなった場合の対処方法
生活費が一時的に足りないとき、その後返済できるめどが立っているならローンを利用するのも一つのやり方です。
一時的な生活費の不足に対処する方法としていくつかご紹介します。
カードローンを使う
銀行や消費者金融など、最近は多くの金融機関でカードローンを取り扱っています。
即日発行できるところも増えており、急な出費にも対応できるようになっています。
銀行系のカードのほうが金利は安くなることが多いですが、銀行系は即日発行できないことが多いので、万が一のためにあらかじめカードローンを作っておくのも良い方法です。
金利はかなり高めなので、借りる期間はできるだけ短くしたほうが金利を抑えられます。
学資ローンを利用する
銀行などでは、学費にかかる費用に使うための学資ローンという融資をしています。
カードローン型で必要な時必要なだけ借りることができるタイプが増えています。
学資のためのローンなので金利は通常のカードローンよりもかなり安く設定されていますが、カードローン型の場合何に使ったかまでは確認しないことも多くなっており、生活費として使っても分かりません。
カードローン型では返済はいつでも返せるときにとされているものもありますが、この場合もお子さんが学生でなくなるときが返済期限になるので契約の際にそのあたりもしっかり確認し、返済の計画を立てておきましょう。
銀行などに定期預金がある場合、その預金を使った貸越を使う
銀行などにある総合口座通帳などは、セットになった定期預金を担保にその9割程度まで(上限あり)普通預金をマイナス残高として借りることができます。
金利は、金融機関によりますがその定期預金の金利+0.5%程度のものなので、定期預金がある場合はこの方法を先に利用しましょう。
借りたい口座に定期預金が無い場合、お子さんのための定期などをいったん移して貸越に使うこともできるので、すぐには使わない預金があればこの方法が金利の面で有利です。
生命保険の契約者貸し付けを使う
生命保険には商品によって貸し付けの機能をもっているものがあります。
実際の入金まで少し時間はかかりますが。
あらかじめ必要な費用と時期が分かっている場合はこの制度を利用してみるのも一つの方法です。
ただし、商品自体に貸し付けの機能がついていても、加入されて間もない、積立金額が満たないなど、条件によっては貸し付けできないこともありますので、あらかじめ貸し付けの条件を確認しておきましょう。
クレジットのキャッシング機能を使う
近頃はお店のポイントカードにクレジット機能がついているものも多く、何枚もクレジットカードをもっているという方も少なくありません。
一時的に資金が必要になったときには、そのクレジットについているキャッシング機能を使うこともできます。
カードをもって専用の店舗や銀行などのATMへ行けば借りることができます。
こちらも利率が高めの設定なので、返せるときにはどんどん返していきましょう。
三人家族の生活費がこれから先も長期に亘ってきつい場合の対処方法
家族3人で暮らす生活費が、常に赤字の状態が続くようなら一度家計の見直しを行いましょう。
通信費、生命保険料、娯楽費、お子さんの習い事、車にかかる費用(普通車から軽自動車へ乗り換えなど)、昼食代など、見直せるところは思っている以上にたくさんあります。
できることなら、夫婦以外の人にも家計を診断してもらうといいですね。
最近ではインターネット上の掲示板などでも家計診断の相談をしている方が増えています。
次に収入を増やす方法として、奥さんが専業主婦であれば、働きに出ましょう。
お子さんが小さいうちは難しいかもしれませんが、できるだけ早く正社員になれるように資格を取ったり、実務経験を積むなどすると良いですね。
旦那さんの収入が明らかに少ない場合は、転職を考えるのも一つの手です。
すぐでなくてもいいので、条件の良いところがあれば転職に動けるように普段から求人をチェックしてみましょう。
それでもどうにもならない場合は自分たちだけで悩まずに、勇気を出して専門の機関に相談してみてください。
三人家族の生活費が足りなくて苦しい場合はどこに相談すればいいのか?
金融機関
まずはいつも取引している(できれば給与振り込みがあるところが良い)金融機関で融資の相談をしてみましょう。
銀行ではフリーローンとして使途を問わない貸し付けがあります。
カードローンやクレジットも扱っているので、信用情報に問題が無い方であればそういった契約をして一時的にお金を借りることもできます。
ただし、どれも金利が高いので、長期で借りるならおすすめできません。
利息と元金が膨らみ、その返済に追われるようになるだけですので、これはあくまで一時的なものと考えましょう。
すでに住宅ローンやマイカーローンを組んでいる方は、事情を話せば返済期間を延ばすなどの対応をしてくれることがあり、うまくいけば月々の返済を少し減らすことができます。
この場合目先の返済額は減りますが、借り入れ期間が延びるので、返済総額としては増えることを理解しておきましょう。
市町村の子育て支援センター
夫婦とも働かないと生活が成り立たないのに子供が小さく十分に働けないという場合、市町村の子育て支援センターなどに相談してみましょう。
市町村の補助などを案内してくれたり、そういった方を支援するNPO法人などを紹介してくれたりします。
ハローワーク
最近ではママ向けのハローワークがあったり、特設のコーナーがあったりと育児中のママの就職を支援する体制も整いつつあります。
子育てをしながらも働ける方法や就職先を紹介してくれるでしょう。
すぐに就職とは中々いかないかもしれませんが、相談してみて損はありません。
社会福祉協議会
社会福祉協議会では、生活保護をうけるまでには至らないが、生活するお金がないといった人に対しての貸し付けを行っています。
年利も1.5%ほどと低く設定されており、連帯保証人を立てられる場合には無利息になることもあります。
いったんこの制度を利用して生活を立て直し、安定収入を得られる体制を整えるのも一つの方法です。
無料法律相談
働いていて収入もある程度あるが、生活ができないくらい借金の返済があるといった場合は、債務整理を考えてみましょう。
場合によっては利息を払いすぎていることもあり、また複数の貸付をまとめることで返済が楽になることもあります。
市町村で行っている無料法律相談のほか、法テラスなどの無料相談を利用する方法があります。
無料の保険見直し相談
最近は訪問型や店舗型の保険の無料相談が増えています。
いつもお世話になっている保険会社の言われるままに入っていると気が付くととても高い保険をかけていたということも少なくありません。
無料の保険見直し相談であれば、複数の保険会社を取り扱っており、プロのファイナンシャルプランナーがそれぞれのご家庭の希望を聞いたうえで保険の見直しを提案してくれます。
見直しが成功すれば、保障はしっかり残して毎月の保険料を減らすことができます。
商品券などがもらえるキャンペーンを行っているところも多くあるので、ぜひ相談してみましょう。
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市町村役場
本当に生活ができず、車や家も手放すことになるくらいになれば、生活保護の受給を相談しましょう。
生活保護を受けるための条件はかなり厳しく、制限されることも多々あります。
これは本当の最終手段だと思ってください。
三人家族の生活費を見直すうえでの注意点
生活費の見直しの際の主だった項目は、通信費、保険料、子どもにかかるお金、食費、外食費、車の費用、娯楽費などがあります。
まずは今までの概念を捨てましょう。
- スマホを使っている方は格安SIMを検討
- 普通車に乗っている方は軽自動車を検討
- ご夫婦それぞれが車を持っている場合はどちらかを手放せないか検討
- お子さんの習い事や塾は内容や必要性を検討し不要なら退会
- お子さんのための貯金をしているならそれを一時的に止める
- 保険を思い切って見直す
- どんどんサイズアウトする子供服などはオークションを利用する
- 出来合いのお総菜などは買わない
自分ではそんなつもりがなくとも、思っている以上に贅沢をしていることもあります。
まずは客観的に見直しをし、無駄な部分や贅沢している部分を減らしましょう。
ここで気を付けたいのは、保険の見直しです。
節約節約、と思いすぎて保障をギリギリまで下げるのは万が一のときにさらなる不安を招きます。
特に大黒柱となる方の保険については、何かあったときに遺された家族で生活できるだけの保障はつけておきましょう。
お金が足りない場合は一時的にカードローンで対処するのもアリ
※1)お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※2)申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
まとめ
ご夫婦にとって何よりも大切なお子さんのために、しっかりとした生活、食事、習い事などをできる生活をと思うのはどのご夫婦も同じだと思います。
しかしながらそれがどうしてもできないという場面も時にはあるでしょう。
今回はそういったときの対処として、カードローンなどの利用、金融機関での相談、公的機関での相談、家計の見直しなどをご紹介しました。
生活が苦しいという時には一時的に借りることも時として有効ですが、それがすべての解決につながることは少なく、まず基本として収入を増やすことが必要になります。
最近では、ご夫婦ともフルタイムで働く家庭も増えていますが、ご主人が正社員、奥さんが扶養内でパートというスタイルもまだまだ多いようです。
控除などを考えるとそれでいいと思われがちですが、時間と環境が許すなら扶養を抜けて二人ともフルタイムで働くほうが生活としてはかなり潤います。
配偶者の年収が150万円を超えると扶養を外れるメリットが出てくるとされていますので、それ以上の収入が見込める場合はフルタイム(もしくは扶養を外れてのパート)での勤務を検討してみましょう。
そうすることで、現在の収入だけでなく、厚生年金をかけられるので将来の年金額にも違いが出てきます。
また、在宅でインターネットを使ってお仕事を受注し作業するクラウドソーシングといったものも増えています。
これであればお子さんが小さくてもお昼寝中や夜間など、少しの時間で少しずつお仕事をすることもできるでしょう。
難しい専門的なものから、アンケートなどの簡単なものまで多岐にわたっているのでこちらもぜひ検討してみましょう。
最近ではクレジットやカードローンが身近なものになっています。
長期的に借り続けることは利息ばかりがかさむ原因にもなりますし、その返済がさらに家計を圧迫する可能性もあるのでオススメしにくいですが、一時的に返済のめどをつけて利用する方法であれば家計の危機に頼れる一枚となります。
こういった借り入れツールもうまく利用しながら子育て生活を充実したものにできれば良いですね。